別れ際のキミの口癖
『またね』
あたしは
キミのその『またね』が
とても嫌い
キミの『またね』に
期待してしまう自分が
とても嫌い
またねなんて言いながら
次はいつ会えるかもわからない
でもその言葉に
次を期待してしまう
またねと言った次の瞬間には
キミは
あたしの事なんて忘れているんだろうけど
別れ際には
『またね』じゃなくて
『じゃあね』と言って
あたしがちゃんと
すぐにキミを忘れられるように
『またね』じゃなくて
『じゃあね』と言って
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あたしが好きな人の夢を見るときは
いつも決まって
恋が終わりかけたとき
最近 毎晩キミの夢をみるようになって
あたしは
目が覚めるたびに悲しくなってしまう
夢では思ったことが
いくらでもいえるのに
目の前のキミには
何一つ言えなくて
あたしが好きな人の夢を見るときは
いつも決まって
恋が終わりかけたとき
あたしの夢に現れるキミは
いつも
ユメマボロシ
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夢路過ぎし頃には
あたしは独り
キミの声も
キミの体温も
すべて記憶の奥に沈んで
もう思い出すことさえ難しく
夢路過ぎし頃には
空だけが
あたしを見ていて
夢路過ぎし頃には
夜だけが
あたしの友達
もういないヒトの姿を探して
そして
それが
夢だったと初めて気づく
夢路過ぎし頃には
あたしは
独り
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どうしても手に入らない
あたしのしあわせ
探しにいこうかと思ったりして
出かけてみたりするけれど
ああでも
そもそも
探し方が解らないし
あたし
しあわせって何なのか
知らなかったりするから
探したくても見つけられずに
また
一からやりなおし
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生けるひと
幸せを手に入れたひと
わたしはそれを
遠くから見ている
その輝きは
失せ人のわたしには
あまりに眩しく
目蓋を開けば
瞳が焼き尽くされそうな
あまりの眩しさに
怯えてわたしは
その輝きの届かない
深い深い闇へと逃げ込み
今度は
わたしを食い尽くさんとする黒藍色の闇に
また怯えるのです
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もうちょっとマシな言い訳をしたらいいのに
と
何度言おうとしたかしれない
キミは
こんな子供じみた言い訳で
アタシを
騙せたと思ってるかもしれないけど
嘘吐き下手と
騙され上手
ただそれだけのこと
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アタシは
とても病んでいます
心の中は
どす黒い藍色をしています
笑っていても、喜んでいても
いつも
身体中どす黒い藍色に支配されているのです
誰にも気づかれないまま
自分ですら解らないまま
いつか
身体中がどす黒い藍色になったとき
きっとあたしは
消えてしまうのだとおもうのです
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